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小学校でのプログラミング教育、多くの保護者が本来の目的を誤解【くもん出版調査】

 くもん出版は、全国の小学1年生~中学3年生の子どもを持つ、30代・40代の男女601名を対象に実施した、「小中学校におけるプログラミング教育」に関する調査の結果を、3月23日に発表した。同調査は、1月21日~22日の期間に行われている。

 調査対象者に、「GIGAスクール構想」と「Society 5.0」についての理解度を尋ねたところ、「理解している」と「やや理解している」を合わせた回答が、「GIGAスクール構想」は19.1%、「Society 5.0」は17.6%に留まった。一方で、2020年から小学校で「プログラミング教育」が必修化されたことについては「知っている」「なんとなく知っている」が合わせて79.5%となった(注:小数第二位を四捨五入しているためグラフ上と数値が異なる)。

 学校教育におけるプログラミング教育がどのようなものだと思うかを尋ねた質問(複数回答)では、「パソコンを使って授業を行う」(60.7%)がもっとも多く、「『プログラミング』という教科を学ぶ」(39.8%)がそれに続いている。本来、小学校でのプログラミング教育は「コンピュータに意図した処理を行うよう指示することができること」を体験しながら「自分の意図する活動を実現するために、どのような動きの組み合わせが必要なのかを論理的に考えていく力を養う」ことを目的としており、保護者の中でも誤解が多いことが伺える。

 プログラミング教育の実施状況については、実施率が28.1%に達しており、小学6年生では48.8%に達した。一方で、いずれの学年でも「わからない」という回答も多い。

 プログラミング教育がどの教科で実施されているかを尋ねたところ(複数回答)、「総合」(32.5%)が最多で、その他「算数(数学)」(25.4%)、「国語」(17.8%)など、さまざまな教科にプログラミング学習が組み込まれている。

 プログラミング教育に、どの程度の必要性を感じているかを尋ねた質問では、「必要性を感じている」「どちらかといえば必要性を感じている」を合わせた回答が74.4%に達しており、その理由としては(複数回答)「IT化が進んでいるから」(75.2%)、「論理的な思考力が身につくから」(47.9%)、「グローバル化に対応できると思うから」(45.0%)といった回答が寄せられた。

 家庭でのプログラミング学習状況は、「行っていない」が多くを占めており、実際に行っていることとしては、「パソコン・タブレットなどの購入」(18.3%)、「プログラミングに関する書籍の購入」(13.8%)、「プログラミングに関する教材・玩具の購入」(12.8%)などが挙がっている。

 将来、子どもが「就いてくれたらいいな」と思う職業では、「ITエンジニア・プログラマー」が4位にランクインしており、もし保護者自身が小学生だった場合になりたい職業としても、6位にランクインした。

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https://edtechzine.jp/article/detail/5480 2021/04/12 16:15

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