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コロナ禍で影響を受けた学生1000名へ、プログラミング学習を無償で提供するプロジェクトが開始

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2021/03/25 06:00

 プログラミング学習サービス「CODEGYM」を運営するLABOTとNPO法人CLACKは、新型コロナウイルス感染拡大によって学習・就職に影響があった学生1000名を対象に、プログラミング学習を無償で提供するプロジェクト「CODEGYM Academy」を開始した。4月4日までエントリーを受け付けている。

 LABOTは「人の可能性に投資する」というミッションのもと、日本国内で初めてISA(Income Share Agreement、所得分配契約=在学中には学費の支払いが不要で、就職後に決定した年収に連動して支払額が決定する契約方法)を採用した、コンピュータサイエンス・プログラミングスクール「CODEGYM ISA」を開校し、誰もが平等に挑戦できる教育機会の提供を目指して事業を展開してきた。

 この度、高校生にプログラミング教育を無償提供する活動を行っていたNPO法人CLACKと、プログラムに賛同した23社の協賛を受け、オンラインでプログラミング学習を無償で受けられる支援プロジェクト「CODEGYM Academy」の実施に至った。

 「CODEGYM Academy」では、米ハーバード大学が提供するコンピュータ・サイエンス科目「CS50's Introduction to Computer Science」と、Webプログラミング科目「CS50 Web Programming with Python and Javascript」をメイン教材として使用。情報工学の初学者が600時間相当の学習を経て、国内IT・Web企業へのエンジニア就職が目指せる水準までキャリア支援を行う。カリキュラム終盤ではチームでの開発手法について学び、最終日には成果を発表する機会が設けられる。

教材イメージ
教材イメージ

 なおカリキュラム完遂者には、IT・Webエンジニアとしての新卒キャリア支援を行う。さらに最終課題まで取り組んだ人は、CS50の単位の履修認定証明を得ることができ、就職活動に活用することができる。

履修認定書イメージ
履修認定書イメージ

 エントリーの条件は以下の通り。日本全国より、これまでの家庭環境や学歴、性別、人種ならびに国籍を問わず、強い意欲のある学生を募集する。

  • 2021年4月1日時点で、日本で就労可能な満16歳以上、22歳以下の学生(高校生、大学生、大学院生、専門学校生、短大生、高専生)、または新型コロナウイルスの感染拡大が始まった2020年1月以降、高校・大学等を中途退学した人
  • コロナ禍において、学習環境・家庭環境の変化によって、進路(中退・休学・留学の中止等)やキャリアに影響が出た人(休校措置が取られた、オンライン授業を強いられた等も理由に含まれる)
  • 2021年4月17日~9月25日の期間、毎週土曜日の9時~19時に開催されるオンライン授業に、原則として欠席なく参加できる人
  • 期間中、土曜日の授業時間も含め、週25時間相当の学習時間を捻出できる人
  • IT・Web業界のソフトウェアエンジニア、またはIT専門職としての就職(インターンシップを含む)を念頭において学習できる人

 エントリーは4月4日の23時59分までで、その後エントリーシートによる選考、Webテスト(適性試験)が実施される。内定通知は4月12日の午後を予定している。

 なお受講料は無償だが、パソコンおよびインターネット接続に必要な費用や、「CS50」の履修証明書取得にかかる申請費用199米ドル(カリキュラムを終えることが確定した人が対象)のほか、副教材として推奨する書籍数冊分の購入実費が発生する場合がある。

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