朝日新聞社はアドビとの共催で「SDGsクリエイティブアイデアコンテスト2021」プロジェクトを3月23日から開始した。国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs、エスディージーズ)」の達成に向けて、小中高校生からSDGs達成に向けた解決アイデアを募集する。
SDGsは、2016年から2030年までの15年間の行動計画において設定された目標と達成基準であるため、今後社会の担い手の中心となっていく今の子どもたちを含めた周囲の大人や社会全般が、SDGsを自分ごととして捉え、関心を高めることが重要とされる。
また、2021年はGIGAスクール構想で小中学校に配備された1人1台のデバイスが、新しい学びの文房具として定着するかどうかを占う年であり、本コンテストが教育ICT利活用促進の一助となることも目指す。
特に新しい学びとして「デジタルでの表現・制作活動」が重要であると考え、アドビは教育機関向け無料アプリケーション「Adobe Spark(アドビスパーク)」を活用した作品制作のサポートを、学校や教員向けにオンラインセミナーなどで行う。
コンテストの応募内容は、ビジュアルプレゼンテーションツール「Adobe Spark」を活用して、「SDGs達成のためのアイデア」について動画を含むWebページとして表現したクリエイティブ作品。
応募対象は、小学校・中学校・高等学校で学校経由での団体応募を対象としている。中等教育学校・専修学校(高等課程)・特別支援学校・インターナショナルスクール・外国人学校を含む。
応募期間は7月1日~9月30日、作品審査期間は10月1日(金)~11月上旬で、審査結果が11月中旬に公式サイト上で発表される予定となっている。
プロジェクトの詳細や応募フォームについては、公式サイトを参照のこと。
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