LINEは、同社が運営するスマートフォン専用リサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」が、全国の高校生を対象に実施した、普段の朝の起床・夜の就寝時間や、学校で眠くなるタイミングなどに関する調査の結果を、3月15日に発表した。同調査は、全国の高校1~3年生の男女に対して2月8日~9日の期間に行われ、1043名から有効回答を得ている。
調査対象者に、普段何時に寝て、何時に起きているかを尋ねたところ、平日の起床時間は6時台がもっとも多く、7時台がそれに続いた。休日では8時台が最多で、9時台がそれに続いている。
平日の就寝時間は0時台がもっとも多く、全体的に23時~1時台に寝る人が多い。休日では、1時台が最多で、2時台に寝る人も平日より増えている。
学年別では、平日の起床時間は低学年ほど早い傾向があり、1年生では5時台~6時台に起床している人が約6割に達した。2年生も起床時間が早めの傾向がみられるが、3年生では8時台~9時台に起きる人の割合が他の学年と比較して多くなっている。
休日の起床時間は、3年生では他の学年と比較して7時~8時台に起きる人が多く、1~2年生は3年生と比べて10時台~12時台に起きる人が多い。
平日の就寝時間は、2年生では1時台が他の学年よりも多く、休日の就寝時間も2年生では2時台がもっとも多かった。
学校で眠くなるのはどんなときがを尋ねた質問では、「学校では眠くならない」と答えた人は1割未満で、女子よりも男子の方が眠くならない人の割合が多いものの、ほとんどの高校生は学校で眠気を覚えてしまうことがあるという。
学校で眠くなるタイミングとしては、「昼休み/お昼ご飯を食べたあとの授業」が最多で、「だれかの話を聞くことが中心の時間/授業」「夜更かしした次の日の授業」がそれに続く。ほかにも、「週明け(休み明け)の授業」「週のなかばごろ(水曜日頃など)の授業」「週末(金曜日)前の授業」といった回答もみられた。
学年別では、2~3年生よりも1年生の方が眠くなるポイントが多く、2年生では「夜更かしした次の日」に眠いと答える人がやや多く、3年生では他の学年に比べて各項目で割合が低めで、「学校では眠くならない」割合もやや高い。
実際に授業中につい寝てしまうということがあるかを尋ねたところ、「よくある」が約4割となり、「たまにある」という回答と合わせると7割が「つい寝てしまった」経験があることがわかった。
授業中に、つい寝てしまったことがある人に、寝かた/姿勢を尋ねた質問では、「いつの間にか、うとうとと寝る」が男女ともに最多で、「考えごとをしている・うつむいている感じで寝る」「机の上の腕・カバンなどを枕にして、伏せって寝る」「片手で腕まくらして寝る」「ほおづえをついて寝る」がそれに続く。
男女別では、「考えごとをしている・うつむいている感じで寝る」「片手で腕まくらして寝る」「ほおづえをついて寝る」は、男子よりも女子でやや多く、「腕組みをして、(まっすぐの体勢で)寝る」は女子よりも男子の方が多かった。
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