パンタグラフは、同社が運営する中学生・高校生を対象にした受験生応援サイト「受験のミカタ」の閲覧者を対象に実施した、「コロナ禍の勉強スタイル」に関するアンケート調査の結果を、3月10日に発表した。同調査は、「受験のミカタ」閲覧者1077名に対して、8月25日~12月24日の期間に行われている。
調査対象者に、オンライン授業の増加に対する賛否を尋ねたところ、「賛成」は51%に達した。賛成の理由としては、「巻き戻して何度も復習できる」「場所の制約がなく、移動の手間が減らせる」といった回答が寄せられている。
受験勉強のサポートとして、利用しているものを尋ねた質問(複数回答)では、「対面方式の教育サービス」が401名だったのに対して、「オンライン教育サービス」は376名だった。
新型コロナ禍の学習で、不満に感じていることを尋ねたところ(複数回答)、「集中力を保って勉強するのが難しい」という回答が6割に達している。
そのほか、新型コロナ禍を理由に受験方法・志望校の変更を考えているかを尋ねた質問では、12%が「変更を考えている」と答えており、受験方法の変更としては「一般入試からAO入試への検討をしている」が最多となった。また、志望校の変更では「国公立→私立大学への進路変更を考えている」がもっとも多い。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア