ZENKIGENは、2022年卒業予定の大学生・大学院生260名を対象に実施した、就職活動に関する意識調査の結果を3月9日に発表した。同調査は、2月10日~16日の期間に行われている。
調査対象者に、新型コロナ禍で変化した就職活動への意識・行動を尋ねたところ(複数回答)、「就職活動の開始時期を早めた」という回答がもっとも多い。以下、「幅広く業界を見るようになった」「企業の安定性を重視するようになった」が続いた。
就職活動の情報収集として行っている・使っているものを尋ねた質問(複数回答)では、「就活情報サイトや求人サイト」「就活関連のイベントに参加(オンライン)」「各企業の説明会(オンライン)」が上位を占めている。
就職活動のオンライン化について、当てはまるものを選んでもらったところ、「歓迎している」が46.7%に達し、「どちらかといえば歓迎している」(34.1%)と合わせて80.8%が歓迎していることがわかった。
会社説明会への参加予定(既に参加したものを含む)を尋ねたところ、「11~15社」(21.5%)が最多となった。そのうち対面での説明会への参加予定は「1~5社」が51.1%、「0社」が33.0%となっている。
それぞれの選考プロセスにおいて、オンラインとオフラインのどちらでの実施を希望するかを尋ねた質問では、会社説明会・1次面接はオンラインでの実施希望が6割以上だった。一方、最終面接については、オフラインでの実施希望が6割に達した。
選考プロセスのオンライン対応が、企業への応募意欲に影響を与えるかを尋ねたところ、「影響がある」は22.2%、「どちらかといえば影響がある」は34.8%で、合わせて57.0%が影響があると答えている。
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