LINEは、宮城県教育委員会、仙台市教育委員会と「みやぎ情報活用能力育成共同プロジェクト事業」を立ち上げ、同事業の実施にかかる協定を、11月2日に締結した。
「みやぎ情報活用能力育成共同プロジェクト事業」では、情報活用能力の育成を目的に、情報を活用するための基礎的な知識・技能および収集した情報を整理・分析し、まとめたり表現したりする「活動・探究スキル」、問題解決の手順を理解し、コンピュータの特性を活かして思考・判断・表現する「プログラミング的思考」、ネットの特性の理解やルールづくりなど、情報社会で適切に活動するための「情報モラル」の3つを中心にした教材を開発する。
教材開発には、東北大学・堀田龍也教授、東北学院大学・稲垣忠教授、宮城教育大学・安藤明伸准教授、静岡大学・塩田真吾准教授など、教育工学・情報教育・メディア教育などの分野を専門とする有識者が参加するとともに、LINEが全国で行っている児童・生徒のインターネットの適切な利用に向けた啓発活動や、大規模な子どものネット利用環境調査などを通じて得た知見・知識を活かすほか、宮城県教育委員会と仙台市教育委員会が監修を行う。
同事業で開発された教材によって、宮城県内・仙台市内の公立学校の全児童生徒が、小学校から高校まで発達段階に応じて情報活用能力や情報モラルに関する能力を身につけられる。また、LINEはCSR活動として取り組んでいる、児童・生徒のインターネットの適切な利用に向けた啓発活動を、地域と連携しながら行う。
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