カタリバは、震災復興10年の節目となる2021年3月11日に、同法人が運営する学習支援プラットフォーム「カタリバオンライン」において、全国の子どもたちと一緒に防災・減災を考える特別プログラム「防災と命の授業」を実施する。本プログラムは全国の小中高校に公開される。
本プログラムでは、大きな犠牲を生んだ旧大川小学校の伝承事業に携わっている女川第一中学校元教諭の佐藤敏郎氏を講師に迎える。佐藤氏自身も旧大川小学校を襲った津波で当時12歳の子どもを亡くしており、震災遺構としての工事が進む旧大川小学校の校庭から、あのとき何が起こったのか、今までどんな歩みがあったのか、そして何ができるのかを語りかける。
開催日は3月11日で、第1部が10時~11時、第2部が14時30分~15時に行われる。佐藤氏は第1部のみの登壇となる。当日はWeb会議システムのZoomを利用する。参加対象はさまざまな事情により自宅で過ごす全国の小学生、中学生、高校生と、全国の小学校、中学校、高等学校、フリースクール等の学校法人。3月8日まで申し込みを受け付けている。
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