日本ユネスコ協会連盟は「アクサ ユネスコ協会 減災教育プログラム」の一環として、学校の先生をはじめ教育関係者を対象とした「減災教育フォーラム~被災地の教訓から学ぶ~」を、2月20日にオンラインで開催する。申し込みは2月9日まで受け付けている。
本フォーラムでは、東日本大震災をはじめ、近年、日本各地で発生した自然災害の被災地の教育現場の経験や、災害の教訓を生かした減災教育の実践事例の紹介などを通して、今後の学校現場において、どのように減災教育に取り組んでいけばよいかを紹介する。当日予定されているプログラムは以下の通り。
- 東日本大震災の被災地の映像から学ぶ減災教育
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震災遺構(被災校舎・気仙沼向洋高校旧校舎)から学ぶ(中継:気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館 ※気仙沼向洋高校旧校舎)
- トークセッション:佐藤克美氏(気仙沼市東日本震災遺構・伝承館館長)、及川幸彦氏(東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育センター 主幹研究員、日本ユネスコ協会連盟理事、認定特定非営利活動法人SEEDS Asia理事、ESD円卓会議議長)
- VR映像を使用した震災遺構(被災校舎)の案内・校舎内部の被災状況の解説
- 東日本大震災の被災地の防災・減災教育から学ぶ(実践発表:気仙沼市立鹿折中学校 ※2011年東日本大震災の被災地の学校)
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分科会:各地の災害経験から学ぶ~災害の教訓を踏まえた実践事例(実践発表およびグループディスカッション)
- 分科会1.<小学校>実践発表校(大牟田市立みなと小学校・2019年7月豪雨の被災地の学校)
- 分科会2.<中学校>実践発表校(南阿蘇村立南阿蘇中学校・2016年熊本地震の被災地の学校)
- 分科会3.<高等学校>実践発表校(神戸大学附属中等教育学校・1995年阪神淡路大震災の被災地の学校)
- 全体発表 各分科会よりディスカッションのまとめの発表
開催日時は2月20日の10時~16時30分で、Zoom、 YouTubeを使用したオンライン中継・配信が行われる。対象は減災教育に関心のある小中高の教職員で、参加費は無料。2月9日までに参加申込書を添付した上でメールでの申し込みを行う必要がある。
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