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熊本市、SNSを活用した心のケア相談を実施、子どもたちに共助が広がる

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2021/01/18 13:45

 熊本市教育委員会は、SNSを活用した心のケア相談「ほっとらいん」を実施しており、アプリの提供は同事業の受託者であるエースチャイルドが、管理はコミュニケーションワーカー支援機構が担当している。

 「ほっとらいん」は、学校から案内されたQRコードを読み取って、子どもたち自身がLINEから友だち追加して登録を行う。専門心理カウンセラーへの相談や、電話・メールで相談できる場所を調べる機能、いじめ・虐待などを教育委員会へ知らせる機能を備えている。

「ほっとらいん」の利用イメージ
「ほっとらいん」の利用イメージ

 自身の悩みを匿名で同世代に相談できる「みんなに相談」では、登録している他の子どもたちが公開された相談に回答することが可能になっており、悩みを共有し、互いの力で解決できる場を提供する。

 2020年12月27日までに「みんなに相談」へ投稿された相談数は274件で、それに対して810件の回答が寄せられた。悩みを持つ子どもたち同士がともに励まし合い、助け合う共助の働きが起こり、コミュニケーションの育成に大きな成果が生まれている。

 「みんなに相談」のような利用者同士のつながりを可視化し、「大切な場」として育んでいくことによって、集団自体の問題解決能力である「コミュニティ免疫力」の向上が起こると考えられている。さらに「ほっとらいん」では、試みの1つとして植物を使った「タイプ別診断テスト」をメニューに取り入れた。

 「タイプ別診断テスト」では、雑誌の占いのような感覚で自身のタイプ=自身の“トリセツ”を知ることが可能。診断結果はキャラクターのイラストとともに自己理解と他者理解を深める内容となっている。

「タイプ別診断テスト」の診断結果

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