文部科学省は1月8日、雇用シェアを希望する企業と、企業人材の受け入れを希望する教育委員会や学校をつなぐことを目的とした「学校雇用シェアリンク」を、文部科学省のホームページ上に開設した。
「企業」と「教育委員会・学校」の双方がそれぞれサイト上のフォームから事前登録することで、「教育委員会・学校」の「こういう人材が欲しい」という情報をデータベース化し、求人情報を希望する企業担当者に提供する仕組みとなっている。求人情報は定期的にメールで送信される。
リーフレットによると、具体的な求人例としては「英語(外国語)学習の支援」「進路相談員」「ICT支援員」「部活動指導員」「学習指導員」「教員業務支援」「キャリア教育講師」などが挙げられており、教員免許が不要な職種も多く存在する。
文部科学省が具体的なマッチングを行うことはなく、あくまで情報提供にとどまる。求人情報を登録できる学校種は、公立・私立、初等中等・高等教育機関などの違いを問わない。
なお、求人情報の提供先は、個人事業主を含む企業を対象としたものであり、一個人の場合には同ページに掲載されている「学校・子供応援サポーター人材バンク」などを利用してほしいとしている。
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