栄光は、同社が運営する進学塾・栄光ゼミナールが小学1年生~高校3年生の子どもを持つ保護者を対象に実施した、小中高生の家庭の新年の目標・抱負に関する調査の結果を、12月16日に発表した。
同調査は、栄光モニター会員(栄光ゼミナール・栄光の個別ビザビ・大学受験ナビオに通塾する保護者)のうち、小学1年生~高校3年生の子どもを持つ保護者に対して、11月11日~25日の期間に行われた。726名(小学生の保護者:361名、中高生の保護者:365名)から有効回答を得ている。
調査対象者に、子どもが今年の目標や抱負を決めたかを尋ねたところ、小学生の保護者の48.2%、中高生の保護者の44.7%が「決めていた」と回答した。
なかでも保護者が目標・抱負を決めていた家庭では、子どもが今年の目標を決めていた割合は61.8%となり、15ポイント以上高くなった。
子どもが今年の目標や抱負を「決めていた」と回答した保護者に、その内容を尋ねた質問では、小学生・中高生ともに「学習習慣に関する目標・抱負」「受験に関する目標・抱負」が多かった。
そのほか、小学生では「生活習慣に関する目標・抱負」「習い事や趣味に関する目標・抱負」、中高生では「部活に関する目標・抱負」「資格試験に関する目標・抱負」が多い。
子どもが今年の目標や抱負を「決めていた」と回答した保護者に、子どもは目標・抱負達成のために努力していたかを尋ねたところ、44.8%が「とても努力している(していた)」、46.3%が「やや努力している(していた)」と答えており、「まったく努力していなかった」と回答した保護者はいなかった。
子どもが目標・抱負を決める際に気をつけていること、今後気をつけたいことを尋ねた質問では、「子ども自身が主体的に決めた目標にする」がもっとも多く、「子どもが頑張れば確実に手が届く目標にする」がそれに続いている。
これまで、子どもが目標・抱負を達成するために、ごほうびや励ましの声掛けなど、助言や手助けを行ったことがあるかを尋ねたところ、小学生の保護者の94.2%、中高生の保護者の85.2%が「ある」と回答した。
子どもが目標・抱負を達成するために、助言や手助けを行ったことがあると答えた保護者に、その内容を尋ねた質問では、「褒めたり、励ましたりする言葉をかけた」が最多で、「達成したら、ごほうびをあげたり子どもの希望を叶えたりする約束をした」という回答も多い。
小学生の保護者では、「達成までのスケジュールを一緒にたてた」という回答も多くみられた。
2021年の子どもの目標・抱負は、どんな内容がよいかを尋ねたところ、「学習習慣に関する目標・抱負」がもっとも多く、小学生では「生活習慣に関する目標・抱負」「習い事や趣味に関する目標・抱負」、中高生では「資格取得に関する目標・抱負」「部活に関する目標・抱負」が多く、今年にたてた目標と同じ傾向となっている。
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