NTTコミュニケーションズは、同社が提供するクラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」の申し込みID数が100万IDを突破したことを、12月14日に発表した。
「まなびポケット」は、ブラウザでどこからでもアクセスできるクラウド上において、提携するさまざまなサービス(授業支援・協働学習支援ツール、個別学習支援教材、英語やプログラミングの学習教材など)を提供するプラットフォーム。2017年からサービス提供を開始し、2020年1月時点で21万IDの申し込みがあった。
本年の新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた休校中には、同社は児童生徒や教職員を支援する施策として、「まなびポケット」および提携コンテンツを無償で提供した。また、GIGAスクール構想により「児童生徒1人1台コンピューター」の環境整備が大きく進んでいる中、小中学生の学習向けパソコンと「まなびポケット」、端末管理ツールをパッケージ化した「GIGAスクールパック」を提供している。
こうした背景の中、「まなびポケット」は12月時点で330以上の自治体、2700以上の学校からの申し込みがあり、100万IDを突破した。
なお、同社は種多様な学習コンテンツが従来よりも安価に利用可能になる定額制コンテンツサービス「まなホーダイ」を来春より提供開始する予定。教職員・児童生徒が日々の授業・学習の内容に応じて教材を自由に選択することを可能にするとともに、学習コンテンツ事業者に定量・定性両面でのフィードバックを実現する機能を提供する。
加えて、サービスの使用方法などの教職員向け週次セミナー、教育現場での利活用事例集の展開、蓄積した学習データの利活用サポートなどを継続的に行い、環境づくりだけにとどまらない「真の利活用」に向けた取り組みを続けていく。
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