イー・ラーニング研究所は、子どもを持つ保護者を対象に実施した、「2020年子どものテストに関する調査アンケート」の結果を、12月10日に発表した。
同調査は、子どもを持つ20~50代の男女310名に対して、11月6日~26日の期間に行われている。
調査対象者に、次世代型試験モデルCBT(オンラインで試験を受験する方法)を知っているかを尋ねたところ、33.9%が知っていると回答した。
子どもの学力テストを、オンラインと紙のどちらで行ってほしいかを尋ねた質問では、9割超の人が「オンライン」と答えている(「オンライン」と「両方」の合計)。また、「両方」と回答した人が58.4%を占めた。
また、テスト勉強についても同様に、9割超の人が「オンライン」を希望しており、6割近くの人が「オンライン」と「紙」両方での勉強を望んでいる。
テストに有効な勉強方法は何だと思うかを尋ねたところ(複数回答)、「重要なポイントを全体的に繰り返し復習」がもっとも多く、「苦手な個所を重点的に復習」がそれに続いた。
学校でもテストに向けての学習を充実させてほしいと思うかを尋ねた質問では、82%の保護者が「はい」と回答し、テストに向けた学習の充実を希望している。
子どもの学力を測る頻度としては(複数回答)、「学期ごと」が最多となった。
子どもに、テスト勉強での学びや経験を、どのように活かしてほしいかを尋ねたところ(複数回答)、「自分の夢を叶える」が他を大きく引き離してもっとも多かった。「世の中の役に立つ人になる」「普段の生活に役立てる」がそれに続いている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア