JTBガイアレック 地球倶楽部は、日本の中学・高校に通いながら、オンラインによるカリキュラムを修了することで日米両国の高校卒業証書(デュアルディプロマ)が取得できる「U.S.デュアルディプロマプログラム」の販売を開始した。新型コロナウイルス感染症により渡航が制限される中、将来的な海外進学への準備プログラムとしてグローバル人材育成を支援する。
「U.S.デュアルディプロマプログラム」はアメリカの名門進学校プロビデンス・カントリー・デイスクール(以下、PCD)とアメリカ最大規模のオンライン教育プログラムを開発する会社ハドソングローバルスカラーにより共同運営され、世界24カ国で展開される大学進学準備プログラム。
オンラインで実施される授業には日本全国から場所を問わず参加できる。ハーバード大学卒の講師によるパーソナル指導はJTBガイアレック独自の試みで、受講生の興味や進路希望に合わせて履修コースをカスタマイズできることも特徴。
PDCグローバルキャンパスJAAC校では以下3つの特別カリキュラムを2021年5月より開講する。
- グローバルビジネスリーダー育成コース:金融・経済・経営に関わる科目を中心に、アメリカの最先端ビジネスについて学ぶ。
- リベラルアーツコース:世界史・心理学・コミュニケーションなど文系の科目を中心に学ぶ。
- STEMコース:数学・生物・科学・ITプログラミングなど理系科目を中心に学ぶ。
なお、PCDグローバルキャンパスでは2020年現在、アメリカの18大学とパートナーシップを提携しており、本プログラムの修了者はTOEFL/IELTS、SAT/ACT等の得点不問で学部への入学推薦が受けられる(日本国内の学校成績評定値5段階中3.5以上、本プログラムにおける成績評定値4段階中2.5以上をクリアすることが条件)。パートナーシップ提携校はマサチューセッツ大学・アムハースト校、イリノイ大学・シカゴ校、ユタ大学、アメリカン大学など、いずれもアメリカの大学約4000校の上位5%に入る名門大学となる。
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