コード・フォー・ジャパンは、学生向け開発コンテスト「Civictech Challenge Cup U-22」の最終審査会を10月25日に開催し、大賞・企業賞・オーディエンス賞の受賞チーム・作品を決定した。
最優秀作品である大賞には、Civichat氏によるチャットを使って自身に合った支援・補助などの制度がわかる「Civichat」が選ばれている。
そのほか、UDトーク賞・さくらインターネット賞にはでんとつー氏による画像処理技術を用いた手話初学者向け指文字学習アプリ「Suwagate」が、クリーチャーズ賞・Salesforce賞にはHrasvelgr氏による保育園を想定した水分補給・熱中症予防の傾きセンサーIoT「Waterecord」が、PLAID賞・オーディエンス賞にはnoob_fighter氏による二酸化炭素センサーを用いた密回避システム「密チェッカー」が、それぞれ選ばれた。
「Civictech Challenge Cup U-22」は、旭川の高専生による「新型コロナウイルス感染症の影響で、インターン先がなくて同級生が困っている。サマーインターンに参加できないと、就職にも影響する」という社会課題をきっかけに、それに賛同した東京・関西・北海道・新潟の有志学生がコントリビュートする形で企画・運営を行っている。
学生が開発実績を積むことで、単なる開発コンテストではなく、若年層の就職機会減少という社会課題の解決を目指して開催された。
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