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アダプティブラーニング教材「すららドリル」を大阪市内の小中学校52校が導入、約1万5000名が活用予定

 すららネットは、同社が提供するAI×アダプティブラーニング「すらら」の姉妹版「すららドリル」が、大阪市教育委員会におけるEdTech導入補助金を活用した実証事業の教材として採択され、大阪市内の計52の小中学校、約1万5000名が学習を開始することを、9月16日に発表した。

 AI×アダプティブラーニング教材「すらら」は小学校から高校までの国語、算数・数学、英語、理科、社会5教科の学習を、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人ひとりの理解度に合わせて進めることができるアダプティブなeラーニング教材。「すららドリル」は、アダプティブなドリルと自動作問・採点機能を有するテストにより、「すらら」の姉妹版という位置づけで、主に公立小中学校で活用されることを想定し提供されている。

 大阪市では、GIGAスクール構想の方針にのっとり、2020年度中に児童・生徒1人につき1台の端末を整備する準備を進めている。同時に、市内に418ある全小中学校において「個別最適化された学び」を実現するため、アダプティブなEdTech教材を活用することを検討している。

 それに先立ち2020年度は、経済産業省が実施するEdTech導入補助金も活用しながら、EdTech教材の実証事業を進めていく。実証事業は8月から12月25日まで行われる予定で、大阪市内にある418の小中学校のうち、35小学校、17中学校の計52校が実証事業の申請を行い、約1万5000名の児童・生徒が「すららドリル」で学習を開始する。具体的には、それぞれの小・中学校のニーズに合わせ、授業内での活用、放課後学習などさまざまな形で実証が行われる予定。

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https://edtechzine.jp/article/detail/4463 2020/09/18 08:00

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