学情は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「インターンシップの実施形式」に関するアンケート調査の結果を9月14日に発表した。
同調査は、同社が運営する通年採用対応ジョブ型の新卒採用サイト「あさがくナビ2022」の訪問者を対象に、8月28日~9月7日の期間に行われ、1088名から有効回答を得ている。
調査対象者に、企業に直接訪問するインターンシップと、オンラインのインターンシップのどちらを希望するかを尋ねたところ、「企業に直接訪問するものとオンライン両方」(30.1%)がもっとも多かった。以下、「企業に直接訪問するインターンシップ」(29.6%)、「どちらかと言うと企業に直接訪問するインターンシップ」(24.1%)がそれに続いており、83.8%の学生が「直接訪問するインターンシップに参加したい」と考えていることがわかる。
6月に行われた同様の調査と比較すると、「直接訪問」の割合が減少し、「オンライン」の割合が増加している。また、学生からは「オンラインでの参加だと複数の企業のインターンシップに参加できる」「オンラインで参加後に、興味を持った企業は直接訪問のインターンシップにも参加したい」といった意見が寄せられた。
今後、オンラインで実施するインターンシップがあれば参加したいかを尋ねた質問では、90.4%が参加を希望しており、6月調査よりも7.0ポイント増加している。
「オンラインで実施するインターンシップに参加したい」と回答した学生からは、「新型コロナウイルスへの感染リスクなく参加できるから」「多数の企業のインターンシップに参加できるので、志望業界や企業を決めるまでの情報収集に適している」「遠方の企業でも参加しやすい」といった意見が寄せられた。
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