データ分析やAIのプラットフォームを提供しているSAS Institute Japanは、小学生を対象にしたイベント「なつやすみ 親子でデータサイエンス」を今年はオンラインで開催する。
同社で実施している「未来のデータサイエンティスト育成」「様々な社会問題をデータとアナリティクスで解決していく取り組み」の一環として2016年から毎年開催されている。今年で5回目。
子どもたちが統計を身近に感じ、楽しく学べる場を提供することで、データ分析の重要性を啓発し、興味を喚起することを目指している。
イベントでは、参加する子どもたちが興味のあるテーマについて自らデータを収集し、データ分析のプロであるSAS社員からヒントをもらいながら、データの集計・分析結果をポスターに仕上げ、参加者の前で発表を行う。ポスター制作には保護者も加わって共同作業を行うほか、成果物は夏休みの自由研究の宿題としても利用できる。
今年のイベントでは、オンライン開催の特性を生かし、イベント開催日に限らない継続的な制作のサポートや、動画や写真による自己アピール、自他の作品へのフィードバックと、新しい工夫が盛り込まれる予定。
8月1日にキックオフイベントがオンラインで開催された後、8月16日までにポスターおよび解説動画を提出し、8月22日にオンラインで開催される表彰式・閉会式に臨む形となる。
参加対象は、小学校2~6年生の児童およびその保護者で、児童は2名まで参加できる。また、インターネットを介して、オンラインイベントおよびオンラインサポートに参加できる必要がある。
事前登録制で参加費は無料。定員は20組で応募多数の場合は抽選となる。申込締め切りは、7月26日(日)の17時までとなっており、28日に抽選結果がメールで通達される予定。イベント特設サイトで参加申し込みを受け付けている。
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