キッズラインは、同社が運営するベビーシッター・家事代行サービス「キッズライン」会員を対象に実施した、「新型コロナウイルスによる生活への影響に関するアンケート」の結果を5月15日に発表した。
「新型コロナウイルスによる生活への影響に関するアンケート」は、4月7日の非常事態宣言発令から1か月が過ぎた、現在の家庭におけるストレス状況の把握を目的に、「キッズライン」会員100名を対象に5月1日~5日の期間に行われている。
調査対象者に、非常事態宣言の発令以降、自宅で過ごす時間が増えたことで、家事の負担は増えたかを尋ねたところ、「とても感じる」(50.5%)、「感じる」(30.7%)を合わせた81.2%が、負担が増えたと感じていることが明らかになった。
3月に実施した調査では、家事の負担が増えたと感じている人は55.9%だったことから、非常事態宣言の長期化によって家事への負担が大幅に増えていることがわかる。
食事の用意はどのようにしているのかを尋ねた質問では、自炊をしているという回答が3月調査の88.1%から97.0%に増えている。
家事の負担が増えたと感じている人に、どのような家事の負担が増えているかを尋ねたところ(複数回答)、「料理(調理、片付け、食器洗い含む)」(85.1%)がもっとも多く、「買い物(食品、日用品など日常の買い出し)」(53.5%)がそれに続いた。
具体的に困っている内容としては(複数回答)、「食事の支度の回数が増えていること」(73.3%)、「栄養バランスの取れた食事作り」(45.5%)、「食事の後片付け」(28.7%)と、食事に関する困りごとが約半数を占めており、「買い物に出かけること」(45.5%)、「子どもを連れて(子どもをおいて)買い物に行くこと」(64.4%)と、買い物に関するストレスが3割を占めている。
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