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デジタルハリウッド、5大学における「デジタルハリウッドアカデミー」導入事例を紹介

 デジタルハリウッドは、同社が提供しているオンライン授業の導入および活用支援サービス「デジタルハリウッドアカデミー」の導入事例として、5大学における事例を紹介している。

 江戸川大学・メディアコミュニケーション学部・情報文化学科(千葉県)では、情報デザインコースの学生を対象に「情報文化キャリア特講」(2年生以上)、「専門ゼミナール」(3年生)、「卒業研究」(4年生)などの科目において、自学自習用の副教材として導入された。

 同コースでは、学生の興味の方向性が数パターンに分かれることから、今後は20名程度を1クラスとした集中講義形式で制作に取り組むこととし、デジタルハリウッドが派遣する特別講師のワンポイント講座を加えることで、多様な学生のニーズに対応していく。

 札幌大学・地域共創学群・リベラルアーツ専攻(北海道)では、橋本要氏担当の「ゼミナール」にて導入されており、2020年度はテスト運用として「Illustrator/Photoshop講座」「Web担当者養成講座」「ネット動画クリエイター講座」の3講座を利用している。

 おもに授業内での活用を想定しており、デジタルハリウッドが提供するLMSの管理者機能で学生の受講状況などを確認しつつ、それぞれの進行に応じたチーム作成および課題設定を実施し、講義を進めていく。

 東京国際大学・商学部・経営学科(埼玉県)では、河村一樹氏担当の「専門演習」(3・4年合同ゼミ)にて導入しており、オンライン動画教材「JavaScriptでゲームを作ろう」で自学自習させつつ、並行して動画内で紹介されたスクリプトの意味を調べさせることで学生の理解を深め、最終的には自身が企画したゲームのプログラミングが可能なレベルを目指す。

 それぞれの学生の学習状況は、デジタルハリウッドが提供するLMSによって把握し、課題提出や質問はMoodleの「課題」「フォーラム」「チャット」といったモジュールにて管理している。

 文化学園大学・造形学部のデザイン・造形学科(東京都)では、自学自習用の副教材として試験的に比較的習得スピードの遅い学生に利用してもらう。授業内での添削や質疑応答の時間の確保、資格取得とリンクした目標の設定など、大学の状況に合わせたモチベーションを切らせない活用の仕方を担当教員と一緒に検討・実施していく。

 文星芸術大学・マンガ専攻(栃木県)では、ゼミナールにあたる「美術制作演習I~V」の中で田中誠一氏のゼミを中心に導入しており、演習において「After Effects・Premiere講座」の活用を予定している。将来的には、3・4年生の希望する学生に対して、制作系授業の予習・復習におけるサポート教材としての利用も想定する。

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https://edtechzine.jp/article/detail/3804 2020/05/14 12:05

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