バンザンが運営する、オンライン家庭教師サービス「メガスタディオンライン」「オンライン家庭教師のメガスタ」は、全国の保護者と生徒を対象に実施した「通学通塾の不安に関する緊急アンケート」の結果を、2月28日に発表した。
「通学通塾の不安に関する緊急アンケート」は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止にともなう小中高等学校への休校要請を受けて、全国の保護者と生徒を対象に2月25日~28日の期間に実施され、89名より回答を得ている。
調査対象者に、新型コロナウイルス感染症に関連して学校への通学や塾・予備校への通塾について、心配や不安があるかを尋ねたところ、「できれば通学通塾させたくない」(12.4%)、「かなり不安」(12.4%)、「多少不安」(50.6%)と、75.4%が何かしらの不安を感じているという結果となった。
具体的にどのような不安や心配があるか、国や学校、塾、予備校に対する要望としては、「通学にバス、JRを利用しています。予備校も。不特定多数の人と狭い空間に一緒にいて感染しないか不安」「集団感染が不安。学校では隣席との距離が近すぎる。昼ごはん時にマスクをはずすので感染リスクUP」「通学・通塾中の人混みでの感染が不安ながら、元気な子が自宅にいてももてあましてしまう葛藤がある」「学校や塾の授業が今後中止されたら学びの機会がなくなるのは残念」「補講やオンライン授業等、休校になる分の代替案があればまだしも、休校になる分の学習面での補償がない中で数週間も休校にすることに不安を覚えます」などの意見が寄せられている。
オンライン家庭教師(個別指導)やオンライン塾なら、新型コロナウイルスを含む感染症などの不安が軽減されると思うかを尋ねた質問では、「不安が解消される」(36.0%)、「多少不安が解消される」(48.3%)という結果となった。
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