近畿大学は、Slack Japanが提供する「Slack」を、11月25日から一部の学生へ先行して導入する。2019年度中に試験運用を行い、2020年度4月にまずは理工学部情報学科の学生・大学院生(約830名)を対象に実施する。
近畿大学では働き方改革を実践するために、2019年4月に全キャンパス・拠点の職員にSlackを展開。通常業務や各種プロジェクトにおいて利用し、業務効率化を実現している。今回新たに、学生サポートとしてSlackを導入することで、コミュニケーションの活性化と教育の質的向上を目指す。
Slack上にQ&Aやノウハウを蓄積することで、教職員による質問対応や学生相談などのために設けられている「オフィスアワー」を有効活用するなど、学生と教職員の新たなコミュニケーション基盤の構築を推進する。また、研究室やゼミ、実習、講義などのプロジェクトやグループ単位でチャンネルを作り、従来のやり取りをSlackに変えることで、学生へのサポートを充実させ、効率的に教育・研究を行える環境を模索する。
今回はまず理工学部情報学科の学生・大学院生に導入し、順次全学への導入・展開を目指す。
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