角川ドワンゴ学園N高等学校は、同校が立ち上げた「N高起業部」の活動が評価され、10月3日にKADOKAWAから発表された中小企業庁の受託事業である「令和元年度起業家教育事業」の監修者に、N高起業部の顧問である鈴木健氏が就任したことを、10月7日に発表した。
N高起業部は、学生が起業家を目指すことでイノベーティブな考え方を学び、日本や世界を支える人材を育成する目的で、2017年(平成29年)2月に設立されている。
ビジネスモデル構築や事業計画書の作成といった起業に向けた実践的なプログラムに基づく指導に加えて、部の活動費として年間最大1000万円の起業支援金を用意しており、デロイトトーマツベンチャーサポートが外部協力者として起業のサポートを行う。
同部の設立と同時に行われた特別審査会を通過した第1期生5チーム12名から活動がスタートし、第1期生からは2018年(平成30年)2月に「株式会社EasyGo」がサービスをローンチし、起業部第1号の起業家が誕生した。
2019年10月現在は、第2期生5チーム8名が在籍しており、外部のビジネス系イベントへの参加やベンチャー社長を招いた特別講義を受講しながら起業に向けた活動を行っている。
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