すららネットは、AI×アダプティブラーニング教材「すらら」において、新しい学力観に基づく、学習指導要領に準拠した小・中学校範囲の理科・社会コンテンツの提供を、2020年3月に開始する。
新たに提供する理科・社会コンテンツは、文部科学省の「新しい学習指導要領の考え方」に記載されている、「各教科で習得する知識や技能は相互に関連付けられ、社会の中で生きて働くものとなることが重要である」という新たな学力観に基づいて、暗記科目と捉えられがちな科目でも、知識どうしのつながりや深い概念の理解を目指した学習体験を、これまですららネットが提供してきた「すらら」と同様に、無学年形式のインタラクティブなレクチャー、ドリル形式で提供していく。
理科では、身近な現象に対する疑問・問題提起を学習のきっかけとして、実験を中心にレクチャーを展開する。アニメーションを活用して繰り広げられる実験はインタラクティブな要素を多用し、まるで実験に参加しているような疑似体験ができる。実験から得られた結果から考察を深めて、要点や法則を理解することで、概念理解、本質理解を目指す。
社会では、新しい入試傾向である複数の図表やグラフなどから情報を読み取る能力を鍛えられ、「なぜそうなったのか」をストーリーから理解可能な展開となっている。レクチャーではグラフやデータの読み取りのアクティビティを増やし、経験値を増やすことによって初見の資料を読み解く入試への対応を目指す。
中でも、歴史は用語の丸暗記にならないよう、教科書では割愛されがちな歴史背景もやさしく解説し、なぜそうなったのかをストーリーとして理解できる構成としており、他の分野で学習したことを積極的に参照・紹介し、地理×歴史×公民の分野を超えたつながりから、社会全体の体系的な理解を目指す。
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