システムインテグレータは、多摩大学において、プログラミングスキルチェックサービス「TOPSIC(トップシック:Test of Programming Skills for International Coders)」が採用され、2019年度から教育アセスメントに活用されていることを発表した。
「TOPSIC」は、実際にプログラムを書かせて、オンライン、リアルタイムで自動採点することでプログラミングスキルを判定するクラウドサービス。コーディング力だけでなく、アルゴリズムを組み立てる力や、効果的なプログラミングを行う能力を判定することができる。
多摩大学では「プログラミング的思考の学習ツール」として「TOPSIC」を選定した。毎週行われる講義の中で、(1)プログラミングのテスト実施、(2)テスト結果(正誤)発表、(3)プログラムコードの解説、(4)各自の解答コードの修正というサイクルを実施しており、「TOPSIC」を活用することで、学生の学習実態の把握、適切なフィードバック、学習成果の評価という教育アセスメントの効率化が図られている。
また、同大学の、学生が能動的に学習に取り組める「アクティブ・ラーニングプログラム」という制度を用い、講義形式の「TOPSICを利用したプログラミング的思考法の習得」が単位取得できる講義として認定されている。
今後は、学生がTOPSICを活用して自発的学習を進められる仕組みづくりを考えていく。
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