富士通ラーニングメディアが運営する、子ども向けプログラミングスクール「F@IT Kids Club(ファイトキッズクラブ)」は、小学生を対象としたプログラミングイベント「わくわく!プログラミング体験 in富岡」を、8月11日に群馬県富岡市の富岡商工会議所で開催した。
「わくわく!プログラミング体験 in富岡」は、ビジュアルプログラミングのScratchとロボットプログラミングの両方を学べるプログラミング体験イベント。
本イベントは、2020年から小学校でプログラミング教育が必修化されることを受け、「地域の子どもたちがプログラミングに触れる機会を設けたい」という富岡市からの相談に応える形で開催された。
イベント前には、富士通ラーニングメディアの社員が、来年教員になる予定の高崎商科大学の学生3名に、人材育成の知見を活かしながら講義のレクチャーを実施。学生たちはイベント本番でパソコンの操作やプログラミング技術のサポートをした。
イベントは学年別に1計3回実施され、参加した約80名の小学生のうち、プログラミング経験者は約3割と都内に比べると少ない割合だったものの、子どもたちはそれぞれ真剣に取り組んでいた。Scratchでは、巨大スイカを割るプログラムを作成する夏らしいテーマに取り組み、ロボットプログラミングでは、「教育版レゴ マインドストームEV3」を使用し、車型のロボットを自由自在に動かすプログラミングに挑戦した。
初めはマウス操作に苦戦していた低学年の子どもたちも、イベントが進んでいく中で操作に慣れ、最終的にはプログラミングを行えるまでに上達した。また、保護者もイベントを見学し、今後必修化されるプログラミング教育について知る機会となった。
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