プログラミング教育の関心も高まり千葉や東京、東北からも参加
開催日の7月27日、福島県伊達市にある富士通アイソテックの工場を訪れた。今回参加していたのは、小学4年生から中学3年生までの全20家族。地元である伊達市からの参加が最も多かったが、東京や埼玉、千葉、山形、秋田など、県外からの参加者も年々増えているという。2014年まで、組み立て教室の参加者は組み立てたパソコンを購入することが条件だったが、現在は希望者のみとなっている。それでも優待割引で買えることもあり、半数近くが購入を申し込んでいた。
組み立てたのは、富士通のデスクトップパソコン「ESPRIMO WF1/D1」。液晶と一体になった薄型のパソコンで、リビングに置くのにも適している。この組み立て体験を通して、普段自分たちが使っているパソコンの中身がどうなっているのか、そしてどんな工程をもって作られているのかを知ることができるいうわけだ。
全工程のうち、今回はメインボードの取り付けからメモリやファン、HDD、さらに最後にカバーの取り付けを行う。子どもたちは初めて見るパソコンの中身に興味津々といった感じで、一つひとつのパーツを珍しそうに観察している。