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いろはソフト、自律学習を支援するオープンソースソフトウェアを開発

 教育・学習用ソフトウェアの開発を手掛ける、いろはソフトは、オープンソースの自律学習支援システム「iroha Compass」を、7月25日より提供開始する。

 学校教育の現場では、教えるというスタイルから、学ぶというスタイルへ大きなパラダイムシフトが起きつつあり、文部科学省も、アクティブラーニングを積極的に推進している。しかし、従来のeラーニングシステム(LMS)は、先生が主体となった教材配信型が中心となっている。

 「iroha Compass」は自律的で深い学びを支援すること目的とした、学習者主体の新しいeラーニングシステムで、アクティブラーニングや研究活動など幅広い分野に活用できる。既に大学院の研究活動や社員研修などで試験的に導入され、効果を上げている。iroha Compassはオープンソースソフトウェアとして提供され、全ての機能が無償で利用可能となっている。

 自律学習を支援するため、iroha Compassは学習者自らが学習目標、学習課題を設定し、進捗の登録が行える機能を搭載。また、進捗を更新することによって、最近の学習状況を自動的に可視化する機能なども搭載されている。

 さらに、iroha Compassには創造技法に基づいたアイデアマップ作成機能が搭載されており、知識と知識のつながりを可視化することによって、新しい知識を既有知識や自らの経験と結びつけ、概念を理解する学習を支援する。

 また、iroha Compassは学習者が主体となるシステムだが、指導者と学習者が協同で複雑な課題に挑み、達成することを重要な要素として位置付けている。そのため、指導者が学習者と作業の進捗などを共有し、課題の設定やアドバイスなどが行えるようになっている。

 インストールの方法は公式サイトに記載されている。

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https://edtechzine.jp/article/detail/2444 2019/07/25 16:00

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