ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム(WDLC)は、学研プラス、スズキ教育ソフトとコラボレーションした夏キャンペーンを、6月21日に開始した。
今回実施する夏キャンペーンは、「MakeCode×micro:bit 200プロジェクト」参加校を対象に実施したアンケート調査の結果を受けて行われる。
同アンケート調査にて、現状で児童に身についているパソコン操作スキルと、教員がプログラミング教育実施までで児童に身についていることが望ましいと思うパソコン操作を尋ねたところ、とりわけ「キーボードでのローマ字入力」「ファイルのコピー・移動」「ファイルの保存」などに差があり、教員がプログラミング授業を行うにあたり児童に期待するスキルに対して、実際の児童のスキルは不足していることがわかった。
「現状の児童のパソコン操作スキル」の全項目の合計を算出し、合計値が26以下の下位群、38以上の上位群で授業の目標達成度を比較したところ、児童のパソコン操作スキルの合計値が高い群は授業の目標達成度が高い傾向となり、児童のパソコン操作スキルがプログラミング教育を実施するうえでの土台になっていると考えられる。
これらの結果から、夏休み期間中に子どもたちのパソコン操作スキルを向上させるべく、「キーボード マスターキャンペーン」「パソコン×自由研究 コンテスト2019」を実施する。
「キーボード マスターキャンペーン」は、スズキ教育ソフトが提供し、通常は学校現場でしか利用できない小学生向けキーボード検定サイト「キーボー島アドベンチャー」を、夏休み期間限定で家庭でも体験可能にするキャンペーン。期間中に1級まで勝ち進んだ子どもを対象に、1級合格時の入力スピードが速かった順に作成された全国ランキングの公開する。
なお、キャンペーン終了時に全国TOP10に入った子どもには「micro:bit」の教材セットが贈られる。また、30級合格者から抽選で100名にもプログラミング教育に役立つ教材を用意している。開催期間は6月21日~8月31日。
「パソコン×自由研究 コンテスト2019」は、「自由研究」をテーマに学研プラスが運営する「学研キッズネット」の特集「夏休み!自由研究プロジェクト」と共同で開催される。パソコンでの自由研究作成を通して、「文書作成」「スライドの作成」「ファイルのコピーや保存」といったスキルを身につけてもらうことを目標としている。
また、はじめてパソコンに触れる子どもや、パソコン操作に不安のある子どもにも安心して参加してもらえるよう、コンテスト特設ページではPowerPointの使い方解説動画や、自由研究向けに最適化されたテンプレートを豊富に用意するほか、優秀作品の制作者やコンテスト参加者には豪華賞品を用意している。開催期間は7月20日~9月8日。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア