日販コンピュータテクノロジイは、プログラミング教育向けロボット「こくり」を利用した、図書館向けプログラミングワークショップパッケージを6月17日に発売した。
「こくり」は、専用のプログラミングソフト上で視覚的にプログラミングすることで、しゃべらせたり動かしたりできるプログラミング教育向けロボット。楽しみながら自然とプログラミング的思考の基礎である、順列や並列の考え方を学習し、論理的思考力を養える。
図書館向けプログラミングワークショップは、図書館流通センターが指定管理者として運営する都内複数の公立図書館での実証実験を通じて開発された。
今回発売した図書館向けプログラミングワークショップパッケージは、日販コンピュータテクノロジイが小学校でのプログラミング授業で得た知見・経験と、全国の公立図書館や学校図書館を運営・受託する図書館流通センターが持つ図書館でのワークショップ運営の知見・経験を元に、図書館スタッフが簡単に運営可能で、参加者がより満足できるよう、以下のような工夫がされている。
- ワークショップに必要な運営マニュアルやチュートリアル動画などの提供(専用サイトからダウンロード)
- ワークショップ参加者の人数分の「こくり」をレンタル提供することで費用負担を軽減
- ワークショップ参加者に学習テキストを提供することで、自ら調べて考える力を醸成するとともに、スタッフへの質問の負担を軽減
日販コンピュータテクノロジイは、図書館流通センターとの協力のもと、2019年度は40館以上の図書館でのワークショップ実施を進めるとともに、今後は商業施設でのプログラミングワークショップの開催や、プログラミング教室での「こくり」活用などを推進していく。
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