サイトビジットは、同社がAI TOKYO LABと提携して開発したAIによる司法予備試験に対応した試験問題出題予測サービス「未来問(みらいもん)」が、5月19日に行われた試験本番において、的中率が60%に達したことを5月20日に発表した。
試験本番を終えて、実際に出題された試験問題と「未来問」が予測した問題を照合した結果、95問中57問の予測が的中し、カテゴリー的中率は司法予備試験 短答式試験の合格基準と同水準となる、60%を記録している。
司法予備試験に対応した「未来問」は、2018年(平成30年)10月に78%の的中率を記録した宅建士試験対応「未来問」に続く第2弾で、4月29日から無料提供され、試験当日までに司法試験予備試験受験者の22.6%に当たる2522名が利用した。
今後は、8月の社労士試験、10月の宅建士試験などに「未来問」による出題予測を提供する予定であり、2020年1月に行われる大学入試センター試験に対応する「未来問」の開発も予定している。
「未来問」では、過去に出題された本試験問題と、サイトビジットが運営する難関法律試験に特化したオンライン学習サービス「資格スクエア」の予備試験講座テキスト、「資格スクエア」論証集のデータ、Wikipediaの法律用語344ページ分を教師データとし、文章分類エンジンによって128カテゴリーに分類した。
その後、毎年度の出題傾向を学習した出題傾向予測エンジンを用いて、2019年度の司法試験予備試験 短答式試験の出題問題95問を予測している。
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