コドモンは、全国の公立保育所におけるICT導入の有用性を検証することを目的に、自治体(公立保育所)向け実証実験用プログラムを、5月9日から無償提供している。
実証実験用プログラムでは、こども施設業務サポートサービス「CoDMON(コドモン)」の全機能を最大1年間無料で試用可能で、試用期間終了後に施設職員および保護者双方にアンケートを実施し、今後のICT導入の是非や、プロポーザル/入札時の募集要項および必要機能の選定に活用できる。
「CoDMON」は、保育園や幼稚園で働く職員と保護者に対して、子どもたちと向き合うゆとりを持ってもらうための、さまざまな支援ツールを提供するSaaS(Software as a Service)。一元化された園児情報に成長記録や指導案をスマートに記録する機能、登降園管理、アプリを使った保護者とのコミュニケーション支援機能など、職員の業務負担を大幅に効率化/自動化しつつ、保育の質を高める環境づくりを支援する。
また、AIを使った職員の自動シフト作成機能や、ベビーセンサといったIoTデバイスとのAPI連携など、園内のICT/IoT環境を統合管理するソリューションも提供している。
さらに、保護者向け機能として、専用アプリによる施設との連絡機能や、子どもの成長管理、写真アルバム、保育料の支払い支援といったサービスを展開する。
なお、コドモンは今回提供を開始した実証実験用プログラムの導入後の効果について、職員・保護者への実態調査を行い、後日データの公表を予定している。
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