ロイロは、授業支援ツール「ロイロノート・スクール」の新機能「シンキングツール」を発表した。実装は2019年3月ごろを予定している。また、機能追加をはじめとるする大幅アップデートに伴い、「シンキングツール “大” 研修会」を2019年3月21日に開催する。
「ロイロノート・スクール」は、スマホやタブレットに対応した授業支援ツール。直感的な操作によって思考の可視化や共有を促すことができ、主体的・対話的で深い学びを実現できる。現在、全国1000校以上の学校に導入されている。
新機能である「シンキングツール」は、「考えをつくり出す」ことをコンセプトとした、「考えること」を助けるツール。「比較する」「多面的に見る」「関連づける」といった考えをつくり出す手順を「思考スキル(考えるための技法)」とし、シンキングツールは、考えを進めるうえでの手続きやそれをイメージさせる図として定義づけられる。思考スキルに応じて、「ベン図」「フィッシュボーン」「イメージマップ」などのシンキングツールを使い分け、アイディアを書き出しすことで、考えるプロセスを可視化することができる。
「シンキングツール」での活動はこれまで主に紙上で行われてきたが、今回の機能追加に伴い、「ロイロノート・スクール」上でできるようになる。画面上で図やアイディアを操作することができるため、思考スピードを妨げることなく、子どもの思考がよりダイナミックに展開可能となる。
また、「シンキングツール」機能をはじめとする、「ロイロノート・スクール」の大幅アップデートに伴い、「シンキングツール “大” 研修会」が開催される。開催日時は2019年3月21日の10:00~17:00で、会場は横浜 大さん橋ホール。参加費用は無料で、「ロイロノート・スクール」や「シンキングツール」の使用経験を問わず参加することが可能。なお、参加申し込みはWebサイト上で受け付けている。
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