河出書房新社は、工学博士で明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科専任講師を務める五十嵐悠紀氏の著書『AI世代のデジタル教育 6歳までにきたえておきたい能力55』を、6月26日に発売した。税別価格は1300円。
同書では、工学博士号を持つ2男1女の母が、AI時代の子どもが幼児期に鍛えるべき能力と、家庭でも実践可能な教育方法を具体的に提案する。
子どもに何をすればよいのか悩んでいる未就学児の親が抱える「遊びのなかにアプリをどう取り入れればいいの?」「デジタルが苦手な親が子どもに教え損ねていることはない?」「プログラミングはいつどのように始めればいいの?」といった疑問への答えをはじめとする、自分の子どもに合った環境を作るためのヒントが数多く著されている。
著者の五十嵐悠紀氏は、お茶の水女子大学理学部情報科学科卒業、東京大学大学院情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻修士課程修了、東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了という経歴を持ち、日本学術振興会特別研究員PD・RPD(筑波大学システム情報系)を経て、現在は明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科専任講師を務める。
さらに、JSTさきがけ研究員、情報処理推進機構(IPA)未踏事業プロジェクトマネージャも務めるほか、子どもが対象のITを利用したワークショップの講師を務めるなど、アウトリーチ活動にも力を入れている。
専門はコンピュータグラフィックスおよびユーザーインターフェース。素人が自ら創造し、楽しめるようになるためのCG技術を研究する。
【関連リンク】
・河出書房新社
・『AI世代のデジタル教育 6歳までにきたえておきたい能力55』
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