デジタルハリウッドが運営する、起業家・エンジニア養成のプログラミングスクール「G's ACADEMY TOKYO」は、SOMPOホールディングスと共同で、社会人向けの実戦的データサイエンティスト養成講座「DATA SCIENCE BOOTCAMP」を、11月21日に開講する。
起業家・エンジニア養成プログラミングスクール「G's ACADEMY TOKYO」、社会人向けの実戦的データサイエンティスト養成講座「DATA SCIENCE BOOTCAMP」を11月に開講
「DATA SCIENCE BOOTCAMP」は、1.5か月の集中講義の後に、SOMPOホールディングスが持つ実際のビッグデータを利用した「Project Based Learning」(実戦演習)によって、実戦レベルの実力を養成していく。卒業時には、ビッグデータを活用した新規ビジネス企画のプレゼンテーションを行うとともに、SOMPOホールディングスがその企画の事業化について検討する。なお、同講座は過去3回開講され、のべ75名のデータサイエンティストを輩出している。
同講座の卒業認定を受けた人は、SOMPOホールディングスが運営するデータサイエンティストコミュニティ「D-STUDIO」への所属が可能になる。「D-STUDIO」は、アルムナイネットワークによる自主的なコミュニティ運営での勉強会やミートアップ、SOMPOのネットワークで「データ分析やアプリ開発の実案件業務」が集まるといった特徴があり、実務経験を創るチャンスを得られる。
カリキュラム前半は、平日夜・週2回の講座が開講され、数学・統計の知識を前提とせず、モンテカルロシミュレーション(乱数を利用して事象を確率的にシミュレーションする方法)やグラフなどを用いて、経験的に理解を進めていく。また、今後「データサイエンス」分野ではデータサイエンティストと機械学習エンジニアへの分化が進むと予想されることから、両分野に共通する基礎と、両分野の違いを理解することを目指す。
カリキュラム後半では、SOMPOホールディングスが保有する実際のビッグデータを活用して、新サービスの企画・立案を行う。また、最終のデモデーでの優秀者には、SOMPOホールディングスのデータサイエンティストとして登用される可能性がある。
学習期間は全12週間で、定員は25名。税込の受講料は、一般が10万8000円、「G's ACADEMY TOKYO」の卒業生は5万4000円。なお、全カリキュラム修了後には5万円のお祝い金が支給される。
入学資格は以下の通り。
- データサイエンスへの強い興味
- 事業創造・新規事業への強い興味:「SOMPOホールディングスの事業に関する課題提言とテクノロジー活用による解決方法の提案」をテーマにした書類選考あり
- Python基礎の理解(Web開発経験の確認を実施)
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