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J:COM、「小中学生のスマホ利用に関する親の意識調査2018」の結果を発表

 ジュピターテレコム(J:COM)は、小学3年生~中学3年生のスマートフォンを保有している子どもを持つ、全国の20歳~59歳の男女を対象に実施した、「小中学生のスマホ利用に関する親の意識調査2018」の結果を10月11日に発表した。

 「小中学生のスマホ利用に関する親の意識調査2018」は、8月23日~24日に実施され、1000名(男性500名、女性500名)の有効回答を得ている。

 子どもに与えているスマートフォンの種類(OS)を尋ねたところ、「Android」が53.4%、「iPhone」が39.6%だった。

 

 端末の入手方法は、「新品を購入」(75.3%)が最多で、中古端末を使用している子ども(「中古品を購入」(4.5%)と「家族などの使用済み端末」(13.2%)の合計)は17.7%となっている。

 

 子どものはじめてのスマートフォンを選ぶ際に重視した点としては、「親と同じキャリア(携帯電話会社)」(43.6%)がもっとも多く、以下「端末代金が安い」(32.0%)、「月額利用料金が安い(基本料・通信料など)」(29.7%)、「周りの子どもたちが持っている」(22.6%)、「家族向けの料金プランがある」(21.8%)が続く。

 

 子どものスマートフォンの使い方について、家庭でルールを決めているかを尋ねた質問では、「決めている」が82.8%、「決めていない」が17.2%と、多くの家庭でスマートフォン利用に関するルールを設けている。

 

 子どものスマートフォンの使い方にルールを設けているという人(828名)に、その内容を尋ねたところ、「夜遅くまで使わない(夜●時以降は使用禁止など)」(58.5%)がもっとも多く、以下「長時間使わない(1日●時間を過ぎたら使用禁止など)」(48.6%)、「アプリやネット上でお金を使わない」(44.8%)、「食事中は使わない」(37.1%)、「知らない人とやり取りをしない」(32.5%)が続く。また、27.1%が「ルールを守らない場合は一定期間スマホを預かる」という、ルール違反をした場合の罰則を設けている。

 男女・成長段階別では、中学生女子で「知らない人とやり取りをしない」(44.3%)、「有害なサイトにアクセスしない」(41.3%)、「SNSで人を傷つけるやり取りをしない」(37.0%)が、他の層と比較して高かった。

 

 「ルールを守らない場合は一定期間スマホを預かる」と答えた人(224名)に、ルール違反時の預かり期間をあらかじめ決めているかどうかを尋ねた質問では、「決めている」が59.8%、「決めていない」が40.2%となっている。

 

 あらかじめ決められた預かり期間は、「7日間」(45.5%)がもっとも多く、「15日間以上」(17.9%)、「1日間」「3日間」(どちらも11.9%)がそれに続く。平均日数は10.8日間だった。

 

 子どものスマートフォン利用が原因で、親子げんかをしたことがあるかを尋ねた質問では、60.0%が「したことがある」と答えている。男女・成長段階別では、中学生男子(70.4%)が最多だった。

 

 親子げんかの原因としては、「長時間スマホを使っていた」(56.5%)が最多で、以下「ゲームばかりしていた」(46.8%)、「食事中にスマホを使っていた」(19.8%)、「夜中にスマホを使っていて寝坊した」(18.0%)、「LINEでやり取りをしすぎていた(着信音が頻繁に鳴る、話をしているときでも返信する など)」(15.8%)が続く。

 男女・成長段階別では、小学生男子と中学生男子どちらも「ゲームばかりしていた」(小学生男子59.7%、中学生男子61.2%)がもっとも多かった。

 

 さらに、配偶者がいる人(925名)に、子どものスマートフォン利用が原因で夫婦げんかをしたことがあるかを尋ねたところ、25.4%が「したことがある」と回答している。

 

 子どものスマートフォン利用にまつわる夫婦げんかの原因としては、「長時間使っていても注意しない」(31.9%)がもっとも多く、以下「スマホを与える時期について意見が合わない」(26.0%)、「夜遅くまで使っていても注意しない」(19.6%)、「食事中に使っていても注意しない」(14.9%)、「ルール違反しても、決めたとおりの罰を与えない」(14.5%)が続く。

 親の男女別では、「子どもと一緒にスマホゲームに夢中になる」で、女性が男性よりも高くなっている。

 

 子どものスマートフォンに関して、現在知っていることを尋ねた質問では、「子どものスマホの使用時間」(47.3%)が最多で、以下「子どものスマホのパスワード」(43.7%)、「子どもがスマホでやり取りしている相手」(37.0%)、「子どもがダウンロードしたアプリ」(36.6%)、「子どものWebの閲覧履歴」(14.4%)、「子どものSNS上の発言や会話の内容」(11.6%)が続く。

 男女別では、女性が「子どもがスマホでやり取りしている相手」で男性よりも高かった。また、成長段階別では、「子どもがスマホでやり取りしている相手」(小学生43.0%、中学生31.0%、以下同順)や「子どものWebの閲覧履歴」(19.6%、9.2%)で中学生の方が低くなっている。

 

 子どものスマートフォンについて、現在は知らないが本当は知っておきたいこととしては、「子どものWebの閲覧履歴」(32.6%)がもっとも多く、以下「子どものSNS上の発言や会話の内容」(29.1%)、「子どもがスマホでやり取りしている相手」(28.0%)、「子どもがダウンロードしたアプリ」(14.6%)、「子どものスマホの使用時間」(14.0%)が続く。

 

 子どもがスマートフォンを安全に使うための機能を利用しているかを尋ねたところ、50.3%は「利用していない」と回答した。利用している機能としては、「キャリア、MVNO事業者が提供するものを利用している」(34.1%)が最多で、「アプリストアにある無料アプリで利用している」(17.8%)、「アプリストアにある有料アプリで利用している」(4.6%)が続いている。

 

 子どもがスマートフォンを安全に使うために、どのような機能やアプリを使っているかを尋ねた質問では、「Webの一括フィルタリング(有害サイトの閲覧制限など)」(28.8%)がもっとも多く、以下「アプリの一括フィルタリング(不適切なアプリの利用制限など)」(17.9%)、「アプリ内課金の禁止・制限」(12.4%)、「位置情報の確認」(10.8%)、「アプリのダウンロード制限」(10.7%)が続く。

 成長段階別では、アプリ内課金の禁止・制限」(小学生16.0%、中学生8.8%、以下同順)や「位置情報の確認」(14.8%、6.8%)、「アプリのダウンロード制限」(13.8%、7.6%)、「防犯ブザー」(9.6%、2.6%)で、中学生よりも小学生の方が高くなっている。

 

 今後、どのような機能やアプリを使用したいかを尋ねたところ、「Webの一括フィルタリング(有害サイトの閲覧制限など)」(22.9%)が最多で、以下「位置情報の確認」(17.6%)、「アプリの一括フィルタリング(不適切なアプリの利用制限など)」(17.4%)、「アプリ内課金の禁止・制限」(17.0%)、「端末の使用時間の制限」(14.0%)が続く。

 

 子どもにスマートフォンを与える前に、やっておけばよかったと思うことを尋ねた質問では、「事前にルールを決めておく」(37.4%)がもっとも多く、以下「ルール違反の罰則を決めておく」(22.4%)、「安全に使うための機能・アプリを設定する」(12.3%)、「親子でスマホの使い方を話し合う」(11.7%)、「スマホ利用のリスクについて勉強する」(9.9%)が続いている。

 
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https://edtechzine.jp/article/detail/1461 2018/10/11 15:05

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