CompTIA日本支局は、セキュリティ分野の人材不足を解決すべく、CompTIAが提供する「CompTIAスカラーシップ・プログラム」を活用し、9月よりアクセンチュア、シマンテック、日本マイクロソフト、Planetway Corporationと連携して、学生に対するセキュリティ人材育成支援を強化する。
学校機関の情報セキュリティ教育では、最新のハードウェア、ソフトウェア、ノウハウなどに触れる機会は整備されているものの、体系的・継続的に情報セキュリティ人材を輩出する仕組みが欠如している。CompTIAでは、これらのギャップを解消すべく、賛同企業と共同でセキュリティエンジニアを目指す学生の支援を行っていく。
具体的な取り組みとしては7月以降、全国57校の高等専門学校を中心に、学生のITスキル育成を支援する「CAPP Academy Program」に登録している約150の大学、専門学校の希望する学校に対する支援を行っており、平成30年度は約500名がセキュリティスキルの育成に取り組む予定となっている。
また、高等専門学校がセキュリティ人材の輩出を目標に実施している「情報セキュリティ人材育成事業(K-SEC)」プロジェクトへの支援や、学生の就業意識の向上や産業界への理解を深める活動なども並行して行っていく。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア