LX DESIGN、Fukuoka Smart City Community(FSC)、EduPorte(エデュポルテ)の3者は、学校と地域社会をつなぐ新たな教育共創モデル「TEAM学校プロジェクト」を、共同で始動することを11月17日に発表した。

「TEAM学校プロジェクト」は、教員と企業が「TEAM」となって、地域の子どもたちに向けた授業を共創する取り組みとなる。教員と企業をつなぐ「共創の仕組み」を構築することによって、「主体的・対話的で深い学び」「会とつながる学びの提供」「地域資源の教育活用」を同時に実現することを目指している。
おもな取り組み内容としては、先生と企業の共創による授業開発がある。出前授業を一方的に提供するのではなく、学校の課題・文脈に寄り添いつつともに企画する。また、教員・企業・教育委員会・地域住民といった、教育に関わるすべての人がTEAMとして協働する「TEAM学校」の実装を目指す。LX DESIGN、FSC、EduPorteが連携して福岡発のモデルとして発信し、自治体を巻き込みつつ拡張性をもった横展開を想定している。
今後は、12月14日に有志の教員と企業がチームを組んで、授業を共創する「授業づくりワークショップ」を開催する。なお、運営チームはファシリテーターとしてメンタリングを行う。さらに2026年1月18日には、共創チームによる公開授業イベントを、福岡市立草ヶ江小学校にて実施する。なお、授業の様子は一般公開される。
以降は、各チームがブラッシュアップした授業について、福岡市および近隣自治体の学校での提供を予定する。
同プロジェクトには現在、九州旅客鉄道(JR九州)、チャリチャリ、西日本鉄道(西鉄)、福岡銀行、LINEヤフーコミュニケーションズ、ラブエフエム国際放送(LOVE FM)の参画が決定している。あわせて、同プロジェクトの取り組みを盛り上げる参加者(教員)を募集する。応募は、福岡県内在住で同プログラムに参加できることが参加条件となる。
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