TechScholarは、教員の働き方を支援するiPad専用のデジタル手帳アプリ「教師手帳 - Digital Teacher's Planner -」(デジタルティーチャーズプランナー)を、App Storeにて11月7日に公開した。第1弾として、授業や行事の予定を手書きとデジタルの両方で管理可能な「カレンダー機能」を、Simpleプランとして先行リリースしている。利用料金は月額200円または年額2000円で、対応OSはiPadOS。初回登録後7日間は、トライアル期間として無料で使える。

「デジタルティーチャーズプランナー」は、元教員が自身の経験に基づいて開発したiPad専用アプリで、「教員の働き方をもっとスマートに」をコンセプトにしている。紙の手帳の自由さとデジタルの効率性を融合し、授業や学校行事、校務などを一元的に管理できる。

現時点で利用可能な「カレンダー機能」(Simpleプラン)では、「ブロック形式」と「リスト形式」に対応した年間・月間カレンダーと、「時間割形式」で予定を直感的に確認できる週間・日間カレンダーを用意する。
授業登録においては、あらかじめ登録しておいた教科を選択するだけで予定が追加可能。時間割をまとめて登録できるテンプレート機能や、登録された授業を自動集計して期間別の予定時数を表示する機能を備えるほか、予定時数をCSV形式で出力する機能もあり、週案・勤務報告などにも活用できる。

さらに、予定やメモを手書きで書き込めるほか、iCloudやGoogleカレンダーなどとの連携にも対応する。

なお、授業計画管理や生徒情報管理といった機能を搭載するProプラン機能を現在開発中で、公開は2026年度初頭を予定している。日々変化する教育現場のニーズに合わせて教員からの意見を取り入れつつ、段階的に機能拡充を行っていくという。
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