カタリバは、これからの不登校支援のあり方等について語るイベント「地域とNPOがつくる“もうひとつの学校”最前線」を、11月1日10時〜12時15分に「おんせんキャンパス」(島根県雲南市)にて開催する。参加費は無料で、事前登録が必要。

イベントの開催場所となる「おんせんキャンパス」は、カタリバと島根県雲南市が連携して運営してきた教育支援センター。同施設は、全国的にも先進的な官民連携型モデルとして、不登校の子どもたちに安心できる居場所と学びの機会を提供してきた。
今回のイベントは、同施設が2025年に10周年を迎えることにより開催される。これまで、学校・地域とともに築いてきた不登校支援の取り組みを振り返りながら、ゲスト登壇者とのトークセッションを通じて、支援の中で見えてきたことやこれからの不登校支援のあり方を語っていく。
当日は、雲南市教育委員会の教育長である小田川徹哉氏、同教育委員会の元・教育長である土江博昭氏、カタリバの代表理事である今村久美氏、カタリバのおんせんキャンパス 事業責任者である石飛紫明氏、カタリバに所属し、おんせんキャンパスにて安心できる居場所づくりや家庭訪問を担当する井上洋輔氏、さらに、おんせんキャンパスに通っていた卒業生や保護者がゲストとして登壇する。これまでの10年を振り返りつつ、官民連携による教育支援センターの取り組みや意義を伝えることで、不登校支援や教育支援センターの運営に悩む行政・教育関係者にとって新たな取り組みのヒントとなるような場を目指す。
おもな参加対象は、教育関係者、学校関係者、自治体職員、地域住民、生徒・保護者など。
あわせて、イベント終了後の12時15分〜13時30分頃には、教育関係者、学校関係者、自治体職員を対象にしたランチ相談会も開催される。参加費は無料で、事前登録が必要となり、食事や飲み物は各自が用意する必要がある。また、前日の現場視察の受け入れも可能となっており、希望する場合は申し込みフォームの自由記述欄にて申し込みが必要。
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