アイードは、ハーバード教育大学院在学中で長崎北高校教諭の上村洸貴氏とともに、生成AIを活用した授業実践を共有・議論し、英語教育の新たな可能性を探るオンライン交流イベント「英語授業ラボ」を10月26日に開催する。参加費は無料。

同社は、英語スピーキング評価AI「CHIVOX」を中核に、教育現場と連携した英語教育支援を展開している。英検二次試験対策アプリ「英スピ」や、スピーキングテスト「SEATS」の提供を通じて、教員の指導効率化・生徒の学習効果向上を支援してきた。こうした取り組みを背景に、生成AIの教育活用について現職員と議論する同イベントを企画した。これまではクローズドな形で実施してきた同イベントを、今回初めて一般公開し、全国の教員が広く参加できるようにした。
近年、英語教育の現場においても生成AIを活用する事例が増えてきている。英文添削やスピーキング練習など、多様な場面で導入の可能性が広がる一方で、使い方が確立されておらず「授業でどう取り入れればよいかわからない」と悩む教員の声も少なくない。同イベントでは、そうした生成AI活用に課題を抱える英語科教員にとってヒントとなりうる場を提供し、授業の新しい可能性を探ることを目的としている。
当日は、上村氏による最新の授業実践・研究内容に関する講演を実施する。さらに、英語科教員同士が意見交換を行う時間を設けることで、生成AI活用のノウハウやアイデアを共有し、全国の教育現場をつなぐコミュニティ形成を目指す。
開催日時は10月26日の9時から10時で、Zoomにてオンライン開催される。対象は各種教育機関(小中高大・専門学校など)の英語科教員。参加には事前申し込みが必要となり、申込締切は10月24日。
同イベントの内容は次のとおり。
第一部:セミナー
「AIを活用した英語の授業実践」をテーマに、ハーバード教育大学院に在学しながら研究をしている上村洸貴氏が解説する。
第二部:意見交換・懇親会
各校での取り組みや課題を共有し、実践的なヒントや課題の解決につながる対話の時間とする。
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