シスコシステムズは、熊本県および熊本県立大学と、AIやICTを活用したIT人材育成をはじめ、地域社会の発展および熊本県全体の生活の質向上を目的とした連携協定を、10月7日付で締結した。

今回、締結された連携協定は、シスコがグローバルで推進する、先進的なAI・ICT技術を活用した教育・研究環境の整備や、地域のIT人材育成を推進するCountry Digital Acceleration(CDA)プログラムの一環として位置づけられている。
同社は、大学ネットワークの高度化やセキュリティ強化、クラウド管理型ネットワークの導入支援といった、教育機関向けICTソリューションの豊富な実績を活かして、熊本県の教育・研究基盤のデジタルトランスフォーメーションを支援していく。
同協定のおもな内容は以下の通り。
- AI技術をはじめとするデジタル技術を活用した、熊本県および県内市町村における地域課題の解決に向けた取組に関すること
- デジタル人材の育成及び確保に関すること。高齢化社会にともなう労働人口不足やIT・AI人材の不足などに対応するため、シスコが有する最新知識、ネットワーキングアカデミープログラムを活用し、人材育成を推進する
- 熊本県および県内市町村へのデジタル技術活用支援、および情報セキュリティに関する技術的支援、情報発信などに関すること
- その他、本協定の目的達成に必要と認められた事項について、シスコ、熊本県、熊本県立大学が協議し、合意した事項に関すること
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