大日本印刷(以下、DNP)と鎌倉女子大学は、2025年4月に共同研究契約を締結し、文学作品などの「物語」が読者に与える心理的効果を可視化する「物語の処方箋ブックリスト」の作成に向けた研究を実施している。8月から、この研究対象を生活者に広げ、9月末までオンライン調査を実施する。さらに、2026年9月末にかけ、このリストについて、書店や図書館などの関連機関からの評価を得るなど、「読書」が心身の健康に与える効果を調査し、生活の質(QOL:Quality Of Life)の向上につながる「社会的処方(social prescribing)」としての有用性を検証する研究を加速させていく。
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