ベネッセコーポレーションは、同社の提供する通信教育講座「進研ゼミ 中学講座」が、全国の中学1〜3年生5438名と保護者498名を対象に実施した、親子間コミュニケーションに関する調査の結果を8月27日に発表した。同調査は、中学生に対して8月8日~14日、保護者に対して8月13日~19日の期間に行われている。
調査対象者のうち中学生に、親に「つい言えなかったこと」があるかを尋ねたところ、「ある」とする回答が58%を占めた。さらに、46%が「親に本当は感謝しているけれど、伝えられていないこと」がある、44%が「今はまだ言えないけれど、いつか親に伝えたいこと」があると答えている。

保護者に対して、自身の子どもが「保護者に言えずにいる本音」があると思うかを尋ねた質問では、「ある」とする回答が83%となった。また、子どもに対して「気持ちをもっと伝えてほしい」と感じたことが「ある」と回答した保護者は69%に達している。

中学生に、「親に感謝していること」について自由に答えてもらったところ、「毎日ご飯を作ってくれること」「部活の送迎をしてくれること」「習い事や塾のお金を払ってくれること」といった、家事や送迎、経済的支援など、日常的なサポートへの感謝が多く寄せられた。
また、「いつか親に伝えたいこと」について自由に答えてもらった質問でも、「育ててくれたこと」「日々の世話や愛情」「家事・送迎などのサポート」への感謝が多く寄せられている。
すべての調査対象者に、親子間で「価値観が異なる」と感じるものを尋ねたところ(複数回答)、中学生・保護者ともに「勉強のしかた」と「スマホの使い方」が上位を占めた。一方で、中学生で3位となった「SNSに対する考え方」は、保護者では6位にとどまっている。

中学生に、親に相談するならどの手段がよいかを尋ねた質問では、「会って話す」(67.3%)がもっとも多かった。

保護者に、自身の子どもはどのような手段なら気持ちを伝えやすいと思うかを尋ねたところ、中学生と同様に「会って話す」(73.1%)が最多となっている。

中学生に、親に話しやすいと感じるシチュエーションを尋ねた質問(複数回答)では、「親の表情が柔らかいとき」がもっとも多かった。

保護者に、子どもが安心して話せるようどのような環境をつくっているかを尋ねたところ(複数回答)、「自分の失敗も話す」「否定せずに最後まで聞く」が上位を占め、親子での認識のギャップがみられた。

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