大阪電気通信大学は、クラスターとメタバース領域における産学連携を開始することを6月20日に発表した。さらに今回の連携を記念し、クラスターの代表取締役CEOである加藤直人氏による特別講演を、7月13日に開催されるオープンキャンパスで実施する。
クラスターは、メタバースプラットフォーム「cluster」を運営している。「cluster」は、スマートフォンやパソコン、VRなどのデバイス端末から10万人が同時に接続でき、大規模イベントの開催や人気IPコンテンツの常設化を可能にする。
次世代のデジタル人材の育成を目的とした今回の連携によって、同学は「cluster」を活用した授業や創作活動を展開。それとともに、メタバース空間に寝屋川キャンパスと四條畷キャンパスに続く「第三のキャンパス」建設構想も始動させて、学生や教職員、外部連携先が自由に集い・学び・発信できる新たな拠点を目指す。

「第三のキャンパス」は2026年度に建設予定となっており、同じく2026年度に開設を予定しているデジタルゲーム学科の学生は、ユーザーとしてだけでなくクリエイターとしてメタバース空間でのワールド制作の企画・運営に携わっていく。これにより、学生はバーチャルとリアルがつながる新しい世界で活躍するための自己組織化能力など、実践的な学びを得られる。
そのほか、大阪電気通信大学とクラスターの連携を記念し、クラスターの代表取締役CEOである加藤直人氏の特別講演「OPEN YOUR WORLD. 可能性を解き放て。」が行われる。同講演は、四條畷キャンパス(大阪府四條畷市)で開催されるオープンキャンパス内イベントとなっており、10時30分の回は同キャンパスのコナミホール、12時15分の回は6号館208教室で開催される。さらに、加藤氏はデジタルゲーム学科のメタバース空間体験授業「バーチャルアバターを作ってメタバースを探索しよう!」にも参加する。
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