学習eポータル+AI型教材「キュビナ」を開発・提供するCOMPASSは、小中学校向けデジタルテスト(CBT)サービス「キュビナ テスト」を、キュビナ内の新サービスとして開発し、2025年度より順次提供開始することを6月17日に発表した。

同サービスは、小学校1年〜中学校3年の5教科の主要教科書に対応した単元確認テストを、1人1台端末上で実施できるデジタルテストサービス。デジタルならではの機能により、主体的な学びのサイクルの促進、テスト実施にかかる教員の業務の効率化とともに、学習データの利活用による個別最適な学びを支援する。
キュビナ テストは、小中学校全学年の主要教科書の全単元への対応やわかりやすい操作性のほか、テストとして安心して利用できるよう、不正防止機能やネットワーク不安定時に備えたオフライン対応機能も搭載している。
テストは、授業範囲に対応したテストと配信先クラスを選択するだけで作成できる。約8割は自動採点で、手動部分は切り出し採点・自動集計に対応している。また、クラスや学年の平均点、設問ごとの正答率などのデータを自動で分析・可視化し、観点別の得点管理と一括出力で成績処理も効率化する。
問題構成は、大問・小問といった児童生徒たちが慣れ親しんだ紙のテストと同様の構成。手書きの自由記述や多肢選択などさまざまな解答形式に対応しており、わかりやすいイラストや配色に配慮した直感的なUI設計となっている。
今後は、一人ひとりのテスト結果に基づき単元ごとの理解度を可視化する「理解度レポート」を自動生成する機能や、「理解度レポート」に基づき、キュビナのドリル学習において個別最適化された「おすすめ問題(仮)」を出題する機能、自治体独自のダッシュボードなどのデータ利活用基盤へキュビナ テストの学習データを連携する機能が開発される予定。
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