オトバンクは、同社が運営するオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」の利用者を対象に実施した、オーディオブックの利用傾向に関するアンケート調査の結果を、8月2日に発表した。
同調査は、「audiobook.jp」の利用者1698名を対象に、6月23日~29日に行われている。
「オーディオブックを使って読書習慣に変化はあったか」を尋ねたところ、約半数(47%)が「オーディオブックを使用して読書する機会が増えた」と回答した。「オーディオブックをきっかけに原作を読んだ」(14%)、「本屋や図書館に行く機会が増えた」(10%)がそれに続き、約7割がオーディオブックの使用以降、読書習慣が活発になったことがわかる。
「どんな時にオーディオブックを使用しますか?」という質問では、「移動中」という回答が約6割(58%)でもっとも多く、そのほかは「家事中」「運動中」「入浴中」「育児中」といった、何かをしながらの「ながら読書」が多く、全体の約9割に達している。
「オーディオブックの一番の魅力は何ですか?」を尋ねると、半数(50%)が「時間を効率化できること」と答えており、「読書量が増えることで知識量が増える」(30%)、「読書が苦手でも本を楽しめる」(20%)がそれに続く。
オーディオブックを利用したきっかけとしては、「時間の有効活用のため」がもっとも多かったほか、「老眼や視力低下で本を読むのが難しい」「読書が苦手だった」「好きな声優が読んでいるから」など、さまざまなきっかけがオーディオブックの利用につながっていることがわかった。
オーディオブックは、ナレーターや声優が本を朗読した「聴く本」で、耳だけで読書を楽しめるので、文字を読むのが難しい人のほか、ランニング中、電車や車での移動中、家事の最中など生活のあらゆるシーンで「ながら読書」を楽しめる。
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