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桐蔭学園小学校が新たな探究学習「桐蔭学園探究の時間」を実施、児童が自分の未来を切り拓いていく思考を養う

 桐蔭学園小学校は、2025年度より新たな探究学習「桐蔭学園探究の時間」を実施することを5月9日に発表した。この探究学習では、実社会の課題解決を目指したり、自分が選択したテーマについて学び深めたりと、児童の主体的な学びを進める。

 同校では、すべての教育プログラムで「自ら考え 判断し 行動できる子」の学校教育目標達成に向けて「6つのキーコンピテンシー」(思考力、創造力、メタ認知力、チャレンジ力、思いやり、エージェンシー)の育成を掲げている。それぞれの教科学習や行事において、具体的にどのコンピテンシーに重点を置いて育成をするのかを「単元シラバス」や「ルーブリック評価」を用いて具体化して「児童を中心とした学び」を実施している。そうした教科の学びを、各教科や桐蔭学園探究の時間と横断的なものとし、社会で生き抜くための力を養う。

 どの教科においても探究学習を取り入れていく中で、桐蔭学園探究の時間については、「総合探究」と「情報探究」の2本柱とし、探究学習を進めていく。

 「情報探究」では、探究学習の4つのサイクルのうちの「情報収集」「整理・分析」「まとめ・表現」の3つの過程における素地を養う。具体的には、「デジタルモラル」「デバイス・アプリスキル」「情報活用能力」の3つを探究的に扱いながらすべての教科において学びの基礎を育成する。

 「総合探究」では、今後より多様化する社会を見据え「多様性」を軸に、クラスやグループで探究学習を展開する「全体探究」の前期と、個別にテーマを設定し同じテーマを選択した異学年でゼミを形成し、少人数としたゼミ内の中で個々人が設定したテーマについて探究的な学びを展開する「個別探究」の後期に分けて実施する。

 自己のやりたいことを追究することによって、児童一人ひとりが確実に探究的な学びのプロセスを通し、学び方を身につけていくことができる。特に昨今、「課題を設定する力」が社会において重要視されている。これは、学力がたとえ高くても自分自身で問いや疑問を持てなければ、予測困難と言われているこれからの未来を自分自身で切り開いていく思考が身についていかないからだという。そのために、自らの課題と何度も向き合い、自分の「課題」が何であるか、それを解決するためにどうするのかに取り組み、自分の未来を切り拓いていく思考を身につける学びを進める。

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https://edtechzine.jp/article/detail/12483 2025/05/13 16:10

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