関西大学は、同学の14番目の学部として4月に設立するビジネスデータサイエンス学部について、山脇学園中学校・高等学校(東京都)とデータサイエンス教育の実施、DX人材の育成を目的とした高大連携協定を3月4日に結んだことを発表した。新学部であるビジネスデータサイエンス学部は、高等学校と連携しながらデータサイエンス教育の普及を進めていくことを目指しており、今回はその1例目となる。

同協定を機に、大学教職員が高校を訪れて生徒に講義・説明会を開いたり、学生と生徒・教職員同士の交流を促進したりすることで、DX人材育成に向けて協力を進めていく。
山脇学園中学校・高等学校は1903年設立の女学校を起源として、120年にわたって女子教育を進めてきた学校。「自走力」をテーマに掲げ、総合知の一環で社会課題を解決するための方法としてデータサイエンス教育を推進している。この度、中等教育におけるDX人材育成に向けて連携していくことで合意し、連携協定の締結に至った。
主な連携・協力事項
- 大学教職員による高校の生徒への講義・説明会等
- 大学の学生と高校の生徒の交流
- 大学教職員と高校教職員の情報交換
- 中等教育におけるDX人材育成を目的とした協力体制の構築
- その他、双方が協議し同意した事項
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